株式基礎知識

富裕層の資産運用方法は?主力のハイイールド債の特徴とあわせて解説

プライベートバンカー驚異の資産運用砲のレビュー
りん
りん

・富裕層はどんな資産運用をしているの?

・さほど資産のないわたしたちにも富裕層から学べることはないだろうか?

という疑問を持ち、「プライベートバンカー」の本から学習してみました。

まだ富裕層(1億円)まで届かないわたしが学んだことと、学びから行動していることを共有したいと思います。

結論から言うと、以下の内容がわかります。

本記事の内容
  • 富裕層は大きな元手を担保に株やFXよりも安定した資産でレバレッジを効かせることができる
  • 大きな元手で投資する場合は、ハイイールド債が適している
  • われわれも早いうちから株やFXで勝負に出るべき

ひとつずつ解説していきますね。

富裕層の資産運用は?

プライベートバンカー驚異の資産運用砲のレビュー

プライベートバンカーがおすすめする、資産総額ごとの資産運用方法を記載していきます。

なお一般的には1億円以上が「富裕層」と定義されます。

資産1000万円〜3000万円

日本の証券会社ではできないレバレッジ・債券運用が10万USドル〜20万USドル単位でならできるようになります。

ただし4-6%程度の利回りであり、ハイイールド債を使える3000万円以上は資産が欲しいところです。

資産3000万円〜1億円以下

いくつかのプライベートバンクに資産運用を託すことができます。

ハイイールド債や劣後債を中心にしたポートフォリオでのレバレッジ運用で8-10%台の運用を追求することができます。

資産1億円〜5億円以下

香港、シンガポール、スイス、モナコなどのプライベートバンクに資産運用の助けを借りられます。

ハイイールド債ファンドのレバレッジ運用、非上場企業の株式への投資、仕組預金(為替相場を利用した預金。ここでは割愛)などをオーダーメイドで組むことが可能です。

資産5億円超

5億円超の富裕層になると、世界にあるほぼ全てのプライベートバンクを活用できます。

全ての投資対象において、オリジナルのものを組むことができます

 

ここまで読んでおわかりの通り、お金持ちはレバレッジ(テコの原理)を使って平凡な利回りを大きなものに変えているんですね。

また元手があるほど、ハイイールド債の活用がキーワードとなってきます

ハイイールド債とは?

ハイイールド債とは、高い利回りのある債券であり、ジャンク債とも呼ばれます。

信用の格付けがBB以下となる債券を指します。

格付けが低い組織(国や企業)が発行している債権であるため比較的リスクが高い一方で、利回りが高く設定されています。

ハイイールド債が有望な理由2つ

ハイイールド債が有望である理由を一つずつ解説していきます。

理由1 米国の存在感は依然として大きく、ドル建てが有利

中国が台頭しているものの、まだまだ世界的な地位を誇るのはアメリカです。

したがって、投資はドル建てで持つことが必要になるでしょう。

日本人だからといって円建てにこだわると、将来日本経済が縮小し円安に振れた場合に苦しむ可能性があります。

理由2 米国の金利が上がったときにパフォーマンスが良い

特に金利上昇局面では、利回りが上昇する傾向にあります。

景気拡大局面でもあるので、デフォルト率が下がる傾向にあるためですね。

景気拡大時には格付けの上方修正もよく起こるので、利回りが高いままリスクが下がりやすくなるのです。

ハイイールド債のデメリット2つ

ハイイールド債のメリットだけでなく、デメリットもお伝えします。

デメリット1 デフォルトリスクがあること

前述の通り、ハイイールド債は利回りが高い一方で、リスクも高いです。

したがって格付けが高くほぼ元本が保証される債権とは異なることを認識しましょう。

ポートフォリオのうちハイイールド債の割合を増やし過ぎることはリスクを伴いますので、景気後退が懸念される時期には注意が必要です。

デメリット2 株式投資との分散投資効果が小さい

一定規模の元手で分散投資を効かせても、リーマンショック級の変動があると株式同様にリスク資産とみなされて価格は下落します。

株式投資のリスクを抑えるためにハイイールド債を使う、というやり方は避けた方がよく、株式と同様リスクを伴う資産である、という考えで臨みましょう。

ハイイールド債を購入する方法

ハイイールド債は主にETFや投資信託として買うことができます

富裕層ではない個人の場合、各証券会社のETF(上場投資信託)で購入することができます。

SBI証券や楽天証券などの大手証券で買うことができますよ。

まずは口座開設すれば、様々な銘柄の情報を検索することができます。

主要ハイイールド債紹介

主要なハイイールド債権を紹介します。

どれも高利回りとなっています。

iシェアーズiBoxx米ドル建てハイイールド社債ETF(HYG)

年率:6.51%(2019年3月)

経費率:0.49%

ブラックロックハイイールド債券パフォーマンス推移*ブラックロック社のページより抜粋

 

このグラフからもわかるように10年で資産が倍増するような伸びを見せています。

これが複利の力ですね。

また以下は信用格付けの割合です。

ブラックロックハイイールド債券の信用格付け

信用格付けは最高AAA~DまたはCの範囲で評価され、低い水準の銘柄で構成されていることがわかりますね。

SPDRブルームバーグ・バークレイズ・ハイイールド債券ETF(JNK)

年率:6.60%(2019年3月)

経費率:0.40%

ブルームバーグ・バークレイズ・ハイイールド・ベリーリキッド指数と呼ばれる指標に対して、分散をきかせた債券のファンドです。

ウィズダムツリー 米国ハイイールド社債ファンド(HYZD)

年率:5.14%(2019年3月)

経費率:0.43%

ウィズダムツリー社が提供しているファンドです。

リターンまとめ

以下に3つの債券のリターンをまとめました。

 1年3年5年10年
HYG6.517.413.629.31
JNK6.057.73.089.88
HYZD3.598.023.46

やはり銘柄によって調子のよい時期・悪い時期があるので、いくつかのETFを買って分散をきかせるのがよいのでしょうね。

まとめ:資産の少ないうちはどう行動すべきか?

今回は「富裕層の資産運用方法は?主力のハイイールド債の特徴とあわせて解説」を解説してきました。

ハイイールド債は格付けが低く、リスクも高い債券です。

しかし株よりは若干安全に運用できるという面もあり、投資元本があればレバレッジをかせて現物株式以上の利回りを得ることが可能です。

小資本ではプライベートバンカーへの依頼はできませんので、まずは投資資本3,000万円をつくることを目標にしていきたいですね。

つみたて投資とレバレッジ投資を併用していきましょう。

富裕層は使いこなしているレバレッジ投資の入口として、庶民でも始められるFXはおすすめです。

一方で安定のつみたて投資でコツコツと資産形成も併用しましょう。確定拠出年金は節税にもなるのでおすすめです。

わたしは個人年金保険でもコツコツつみたてています。