資産運用入門

【2019年版】ユニコーン企業リストで成長する国と業界がわかる!投資先が決めやすくなる話

ユニコーン企業から成長する国と業界がわかる。米国のテクノロジー企業に投資しよう
過去のわたし
過去のわたし

・株式投資に力を入れたいけれど、どの業界や国に投資したらいいかわからない

・成長著しい企業を中心に投資したいけど、どうやって調べたらいいのかわからない

そんな疑問を感じる方も多いと思います。

今回は成長する企業や国をまとめましたので、それを眺めてみれば、投資すべき先が少しでも明確になると思います。

成長する国と業界のトレンドを知るためには、「ユニコーン企業」が有効。

ユニコーン企業を国別・業界別で比較したうえで、注目企業を紹介していきたいと思います。

結論からいうと、以下の3つのことがわかります。

ユニコーン企業リストからわかること3つ
  1. 成長著しい企業は、アメリカと中国で圧倒的に多い
  2. シェアビジネスやAI活用など成長する業種が見えてくる
  3. わたしたち日本人の生活やビジネスにもすでに入り込んでいる

身近だから、という理由で日本株や安定した優待株ばかりに投資していると低い利回りに終わってしまいかねませんよ。

つみたてNISAや確定拠出年金などでどんな方向性で投資したらいいかお悩みの方にとって、お役に立てばうれしいです。

ユニコーン企業は米国とテクノロジー業界に多い

ユニコーン企業とは、企業価値評価額が10億ドル(1100億円程度)を上回る未上場ベンチャーのことです。

米国と中国のインターネットサービス企業がその中心を占めています。

各国スタートアップ企業の育成には力を入れており、今後の各国の力を占うにはもってこいの存在です。

ユニコーン企業の特徴

  1. 破壊的イノベーションで業界を変えていること。Uberがタクシーを予約する方法を変えたように。
  2. 消費者重視であること。テクノロジーで製品と顧客を密接にすることで資産かしています。
  3. 先駆者としてPDCAを回すことで成長を続けている。

これらの特徴より、ユニコーン企業の情報を確認すれば、どんなテクノロジーが、どこで生まれているかがつかめることがわかります。

Cbinsights社 ユニコーン企業調査

ユニコーン企業全372社の時価総額

まずは2019年7月時点で372社あるユニコーン企業のリストを示します。

ユニコーン企業の時価総額分布(出典:CBinsights The Global Unicorn Clubより作成)ユニコーン企業の時価総額分布(出典:CBinsights The Global Unicorn Clubより作成)

時価総額が大きくなったからといってもすぐに上場しない企業もいるため、時価総額には大きなばらつきがあります。

1000億円〜7兆5000億円までと非常に幅広いですね。

ユニコーン企業数の国別ランキング

つぎに国別のユニコーン企業数を示します。1社以上ある国をすべて並べています。

国別ユニコーン企業数(出典:CBinsights The Global Unicorn Clubより作成)国別ユニコーン企業数(出典:CBinsights The Global Unicorn Clubより作成)

グラフより、米国と中国の2強であることは明らかですね。

ついで世界的に有数の企業を抱えるイギリス、経済成長率の高いインドが続きます。

日本はGDP3位で世界経済をけん引する存在でありながら、2社しかなく存在感が薄い状態。

やはり有力な企業が育つ土壌を考えると、米中英あたりが有力な投資先となりそうです。

ただし中国には外交面での影響や市場ルール変更による株価指数の急落など、まだ不安定さを残す存在ですから、十分注意が必要です。

業種別内訳

業種別の内訳を示します。

業界別ユニコーン企業数(出典:CBinsights The Global Unicorn Clubより作成)業界別ユニコーン企業数(出典:CBinsights The Global Unicorn Clubより作成)

明確な線引きは難しいところですが、やはりソフトウェアサービスやIoT関連企業で大部分を占めています。

IT技術をさまざまな業種へ展開することで、大きく成長しています。

流行りの金融やライドシェア(Uber)だけでなく、製薬開発など既存の科学技術分野にも多数進出しています。(上図のヘルスケア分野)

時価総額が高いユニコーン企業5社

時価総額が高いユニコーン企業の中で、日本にも関連する企業を紹介します。

ByteDance(中国)

ByteDanceByteDance(出典:ByteDanceトップページ画像)

ByteDance(バイトダンス)

  • 時価総額:75 billion USD(約7兆5000億円)
  • ユニコーン加入時期:2017年4月
  • 業種:AI(キュレーションアプリ)

バイトダンス(ByteDance)は、機械学習のテクノロジーに強いモバイル向け製品を提供する企業です。

もっとも有名なアプリは「Tik Tok」ですね。それだけでなく、「Buzz video」や「Ulike」などユーザーと繋がりながら機械学習で効率的に情報集できるアプリに強みがあります。

JUUL(アメリカ)

JUUL labJUUL(出典:JUULトップページ)

JUUL Labs(ジュール)

  • 時価総額:50 billion USD(約5兆円)
  • ユニコーン加入時期:2017年12月
  • 業種業種:小売業
  • 概要:電子たばこ

JUUL labsは米国のサンフランシスコに拠点を置く、欧米で人気の電子たばこメーカーです。

上の図のようにUSBに似たおしゃれな外観で爆発的な人気を得ています。

電子タバコ市場の半数のシェアを奪っていると言われ、大手のJTにとっても脅威となっています。

We work(アメリカ)

we workwe work(出典:we workトップページ)

We Work(ウィーワーク)

  • 時価総額:47 billion USD(約4兆7000億円)
  • ユニコーン加入時期:2014年2月
  • 業種:オフィスシェア

ウィーワークは、世界で急逝中の100都市に500拠点以上のオフィスを抱え、シェアビジネスで急成長している会社です。

企業のオフィス運営の手間を省き、速やかにオフィスを稼働し働くことができるサービスを提供しています。

設備や備品の購入で負債を増やさず、シェアして機敏に動ける。そんなサービスが時代にマッチしているのでしょう。

Air bnb(アメリカ)

AirbnbAirbnb(出典:Airbnbトップページ)

Airbnb(アメリカ)

  • 時価総額:29 billion USD(約2兆9000億円)
  • ユニコーン加入時期:2011年7月
  • 業種:民泊仲介

Airbnbはすでに有名になりつつありますが、宿泊したい人と部屋を貸したい人をマッチングさせるWebサービスです。

シェアサービスであるため会社として固定のホテルなどを持たず、ホストと旅行者を増やすことで大きく伸びてきました。

Stripe(アメリカ)

StripeStripe(出典:Stripeトップページ)

Stripe(ストライプ)

  • 時価総額:22 billion USD(約2兆2000億円)
  • ユニコーン加入時期:2014年1月
  • 業種:フィンテック

Stripeはオンライン決済会社として成長している企業の一つです。

決済手数料も明白でわかりやすく、導入~立ち上げまでも簡単で早いなど、様々なメリットがあるようです。

日本のユニコーン企業2社

米中の企業を紹介してきましたが、日本のユニコーン企業も併せて紹介します。

日本でもスタートアップ企業に投資する環境を整え、ユニコーンが生まれる土壌をさらに整えてほしいものですね。

Preferred networks(日本)

Preferred NetworksPreferred Networks(出典:Preferred Networksトップページ)

Preferred Networks(プリファード・ネットワークス)

  • 時価総額:2 billion USD
  • ユニコーン加入時期:2018年5月
  • 業種:AI

プリファード・ネットワークスは、日本国内のAI開発をけん引する企業です。

トヨタ自動車や日立製作所、三井物産、ファナック、JXTGホールディングスなど日本の名だたる企業が出資しています。

自動車、製造業、バイオヘルスケアを重点事業領域として、機械学習や深層学習を用いた技術開発を行っている注目株です。

ちなみに創業メンバーは東京大学と京都大学のプログラマーであり、若い!

Liquid(日本)

LiquidLiquid(出典:Liquidトップページ)

Liquid(リキッド)

  • 時価総額:1 billion USD
  • ユニコーン加入時期:2019年4月
  • 業種:フィンテック

リキッドは、2014年にQUOINEX(コインエクスチェンジ)として立ち上がった日本の仮想通貨取引所です。

2018年9月に機能の強化を行う際に、現在のLiquidという社名に変更しています。

レバレッジ取引が可能(25倍)であったりと独自の強みがあるようです。

まとめ

今回は「ユニコーン企業から成長国と業界がわかる!米国とテクノロジー業界に投資しよう【7社紹介】」という記事でまとめました。

日本にももちろん有力な企業があることはありますが、アメリカと中国の勢いにはまったくもってかなわないのが現状です。

まずわたしがおすすめしたいのは、このようなスタートアップ発の企業がひしめく国を主体に投資していくことです。

(中国は政治・経済的に不安定さがあるので例外)

最後にわたしが言いたいのは、

成長性の高い市場、つまり勝てる市場で投資すべき!

ということだけです。

こちらの記事もおすすめ!