株式基礎知識

株式投資初心者が学んでおきたい基礎知識・用語を8つ解説【企業分析に役立つ】

株式の業績を確認する方法
過去のわたし
過去のわたし

・株を始めて稼ぎたいけど、何から学んでいいかわからない
・なんとなくで銘柄を決めて投資してみたけど、業績が良くなく、株価が下がってしまった。きちんと業績をみておくべきだった

などと過去には苦しんだ経験がある方もいるかもしれません。わたしもそうでした。

経験や学習上わかってきたことですが、株価が上がるかどうかは、いくつかの要因が影響します。

株価が大きく変わるタイミング

  • 企業の業績発表
  • 企業の将来の業績に関わる社外発表(設備投資の計画、新技術開発、企業買収など)
  • 為替や金利、社会情勢、原材料費など会社をとりまく環境の変化

これらの状況変化が公開されたときに、大きく株価が動くことが多いです。

今回は、まず企業の現状の業績を正しく理解できるように基本的な用語を解説していきますね。

りん
りん
たった8つに絞って紹介します!

企業の業績を知る指標5つ

まずは企業の業績に関する5つの指標です。

企業の業績を確認する基本項目

売上高

会社が1年間の間に、商品を売ったり、サービスを提供したりして得たお金の総額です。

売上が増えるということは、その会社の商品やサービスに対する社会のニーズが高いといえますね。

営業利益

会社の借金の支払利息や、株式・土地の売買益などを含めず、会社が本業だけで儲けた利益です。

会社の真の実力を示す指標のため、四季報の業績予想もこの数字を用います。

経常利益

本業以外の損益を含めたグループ全体の利益を示します。

米国会計基準やIFRSを採用している会社には経常利益の区分がなく税前利益が使われるなど、少しわかりにくい指標となっています。

営業利益のほうが実力評価には役立つため、参考程度に流してしまって構いません。

当期純利益

会社が1年間で得た最終的な利益です。

四季報の業績欄には純利益として紹介されています。

株主資本の変動要因となり、株主にとっては重要な利益となります。

ROE(自己資本利益率)

ROEはReturn of equityの略であり、株主が出資したお金をいかに効率的に使って利益を出しているかを示す指標です。

経営者と株主の関係性を示す指標でもあるため、企業価値向上のためには株主と健全な緊張感をもって対応すべきと言われています。

近年は国際的にも注目の高く、10%以上が有力な企業といえます

りん
りん
営業利益・営業利益率、ROEが注目の指標ですね!

割安な株を探すための指標2つ

次に数ある企業の中で割安な株を見出すための指標を2つ解説します。

PER(株価収益率)

PER(株価収益率)は、株価が一株あたりの利益の何倍かを見る指標です。

PERを図解しました
PER=株価÷1株あたり当期純利益(EPS)

で計算されます。

一般的な目安は15以下で、低いほど割安株と呼ばれます。

しかし実際は業種ごとに絶対値が大きく異なるため、目安とは言えない指標です。

同業種で比較、時系列で比較、など前提を揃えて比較することで割安度合いを判断していきましょう。

PBR(株価純資産倍率)

PBR(株価純資産倍率)は、資産価値から割安度を求める指標です。

PbRを図解しました
PBR=株価÷1株あたり純資産(BPS)

純資産とは、資産から負債を除いた株主の持ち分(自己資本)です

PBRの基準は1倍以下と言われています。

ただしこの数字だけでなく、自己資本比率や有利子負債、営業利益率も合わせて確認しましょう。

赤字が続いている場合は、今の資産が割安でも将来の資産が削られる可能性があるためです。

ブランド力や独自技術、優れた人材を有する企業は、PBRが高くなりやすいのです。

りん
りん
値だけ見て評価するのは危険で、各社並べて相対的に評価するのがポイントです!

企業の安全性を確認する指標

自己資本比率は、会社の安全性を測る指標として用いられます。

自己資本比率の計算式を図解

会社の資産である自己資本と、借金を含む総資産との比率です。

  • 自己資本:株主が出資した資本金や、利益の余剰金など。
  • 負債:借入金や社債などのいわゆる借金
自己資本比率(%)=自己資本(返済不要の資本)÷総資産(自己資本+他人資本)

自己資本が潤沢な会社ほど倒産などの危険性が低いです。

赤字が続いた場合にはわ自己資本の額がマイナスとなり、債務超過におちいります。

債務超過を一年以内に解消できない場合は、上場廃止です。

またこの自己資本比率は、50%以上であれば安全であると言えます。

ただし90%以上の場合は、設備投資などを抑えて利益を留保しているだけの可能性もあるため、会社の将来性に疑問をもつ必要があるのです。

この場合、投資対象とするのは避けましょう。

りん
りん
将来性や倒産リスクを評価していきましょう。

まとめ

今回は「株式投資初心者が学んでおきたい基礎知識・用語を8つ解説【企業分析に役立つ】」についてまとめました。

株式に投資する上で、企業の業績の見方・基本的な用語についてはおわかりいただけたかと思います。

しかし将来伸びる会社の探すには、もう少し深い内容の理解が要ります。こちらの記事を確認して下さい。

また株にまつわるわたしの過去の失敗談もぜひ参考に。

人生短いですから、他人の経験談や失敗談は貴重ですよ。