運用実績報告

【学資保険】ソニー生命米ドル建て終身保険の評価は?運用実績を交えて解説【運用2年目】

米ドル建て終身保険の解説と実績報告

今回はソニー生命の学資保険について、契約内容と運用実績をまじえて説明します。

過去のわたし
過去のわたし
  • こどもの学費をこれから貯めていかないと将来心配だな〜
  • ソニー生命の学資保険(のような外貨建て保険)は実際に他社と比べて貯まるの?

と考える方も多いかと思います。

本記事ではこの悩みに答える形で解説していきます。

この記事を書いているわたしは、ソニー生命の学資保険(に見立てた米ドル建て終身保険)に1年以上の積立て実績があります

わが子の学資に関する貯蓄の方針としては、「ほったらかし」「投資信託や株とは異なる動きをするもの」「ほどよく安全」です。

この記事を読んでいただき、学資をどのように積み立てていくべきか、選択の参考にしていただければと思います。

早く学資保険を始める理由

文部科学省のデータによると、こども1人当たりの教育費は1000万円から2400万円程度かかると言われています。

大学卒業までにかかる費用(出典:H21文部科学省白書第1章)
区分幼稚園小学校中学校高等学校大学合計
ケース1高校まで公立,大学のみ国立669,9251,845,4671,443,9271,545,8534,366,4009,871,572
ケース2すべて公立669,9251,845,4671,443,9271,545,8533,920,0009,425,172
ケース3幼稚園及び大学は私立,他は公立1,625,5921,845,4671,443,9271,545,8536,239,60012,700,439
ケース4学校及び中学校は公立,他は私立1,625,5921,845,4671,443,9272,929,0776,239,60014,083,663
ケース5小学校だけ公立1,625,5921,845,4673,709,3122,929,0776,239,60016,349,048
ケース6すべて私立1,625,5928,362,4513,709,3122,929,0776,239,60022,866,032

全て国公立にするか、全て私立にするかで大幅な差があるのです。

また、子の教育に関わる出費に関して、所得と支出の推移も示されています。

家計の所得と教育費家計の所得と教育費(出典:H21文部科学省白書 第1章)

こども2人、2歳差で下の子が幼稚園に入学するケースであり、現実的な想定がされていますね。

2人の子育てすると仮定したときに、当然ながら年を追うごとに支出は増えていきます。

特に大学生になるところで、収入が増えていないのに支出だけ増えるピークがあるのがお分かりいただけると思います。

そのピーク時に大赤字にならないようにつみたてしながら備えていくことが重要です。

単年で200万円〜300万円ほどの支出ピークに丸腰で臨めますか?

そこで学資を貯めるために始めたのが、ソニー生命です。

ソニー生命の学資保険って?

ソニー生命の学資保険として使える保険は2種類あります。

1.学資保険

学資が欲しいときに応じて支給時期を変えられる一般的な学資保険です。

ソニー生命 学資保険のタイプ一覧

大学生のときに支出のピークを考慮しますと、18~22歳の時に受給できることが望ましいです。

したがってⅡ型かⅢ型がおすすめです。

22歳まで支給時期を延ばしていることからⅢ型のほうが返戻率が高いため、「毎年の家計からの支出を抑える」という考えであればⅢ型を選択しましょう。

2.外貨建保険;米ドル建て終身保険

わたしはソニー生命のライフプランナーと相談した上で、前述の学資保険ではなく、外貨建保険を学資保険として運用しています。

米ドル建て終身保険契約内容
  • 月額保険料:100.35米ドル
  • 払込期間:10年

見込みの推移としては以下の通りです。

ソニー生命米ドル建て終身保険の見込み推移

大学入学時を想定した経過18年で109%、大学卒業後を想定した経過年数22年で120%の返戻率となります。

わたしが米ドル建て終身保険を選んだ理由

わたしが学資保険ではなく、米ドル建て終身保険を選択した理由は以下の通りです。

高金利通貨での運用による高い返戻率

円よりも米ドルのほうが金利が高いので、つみたての利益が大きいです。

30年11月以降において、ソニー生命では以下の利率を想定しています。

  • 米ドル金利:1.6%(わたしの契約時は1.0%)
  • 日本円金利:0.01%

よって日本円で積み立てするより、米ドルで積立てしたほうが有利ですね。

資産を外貨へ分散できる

一般的な学資保険では元本が確保されている一方で、米ドル建てにすると為替リスクを被るので元本割れ懸念があります。

しかし円で現金貯蓄する、その他円建ての株を買う、など円に資産を集中させることもリスクといえます。

外貨へ資産を分散させ、万が一米ドルが変動してしまったときには、他の円建て資産を崩して学業資金とする予定としています。

円安時を狙えば受給金額を増やせる

円安になりドルの価値が上がれば、受け取れる金額を増やすことができます。

10年間で払い込みが済むので、大学入学までの8年の間で大きく円安方向に振れることがあれば、早期に解約して受給金額を増やすこともできます。

本当に貯まるの?実績報告

運用13ヶ月経過時点現在におけるつみたて金額と解約返戻金の推移を示します。

為替レートの変動もグラフ化しています。

ソニー生命学資保険の運用状況

いまのところは、ほぼ予定通りの返戻率で推移しています。

このグラフからお分かりの通り、初期段階で約7~8万円の手数料を支払うような形になっていますね。

総額120万円を支払っていく中でのマイナス8万円はけっこう痛手ですねえ。

米ドル建て終身保険を学資保険として使うときの良い点・注意点

良い点1;将来の見込みが立てられること

元本保証ではありませんが、コツコツとつみたてるので外貨の変動を平均化しながら資産を形成することができます。

20年近い運用となるので、外貨建て保険であれば、金利の効果が乗ってくることとなるでしょう。

良い点2;続けるための強制力が働く

途中解約での解約返戻金が少ないことや、Webでぽちっと解約ではなくライフプランナーへの電話での解約、など若干解約を躊躇する要素があります。

学資形成はやはり長期の継続が力となりますので、「保険」という少しお堅いしくみをつかったほうが継続力は高まりますね。

注意点1;途中で解約すると返戻率が低い

見込みの推移グラフで示した通りですが、途中解約してしまうと返戻率が低いです

初期に手数料という形で引かれてしまうからですね。

転職などもありうる方で、給与の変動が懸念される場合には注意しましょう。

注意点2:株や債券で運用するならジュニアNISAも有効

為替に身を任せるよりも投資信託や債券で運用して学資を確保する、という考えの方も有効だとは思います。

ただし「子どもが大学になるとき」という明確な使用時期が決まっていることから、変動の大きい商品には要注意です。

リーマンショック級の経済的な影響が10年程度のサイクルで発生してきた歴史を考えると、株を現金化しやすいタイミングを逃す可能性があるので注意ください。

注意点3:外貨売買手数料はFXと比べて高い

スプレッド差がFXと比べても大きいので、FXで積み立てするのもおすすめです。

  • ソニー生命の米ドル円為替手数料:0.02円
  • 主要FX会社の米ドル円為替手数料:0.00027円

FXでレバレッジ1倍として積立てをおこない、米国の高い金利を享受するのも有効です。

長期的に金利による利益を積み上げるのに適しています。

まとめ

今回は「【学資保険】ソニー生命米ドル建て終身保険の評価は?実績報告を交えて解説【運用14ヶ月】」について書いてきました。

学資をつくる手段はいくつもあるので迷うとは思いますが、子どもが将来学ぶのに苦労しないように、早期につみたてを開始していきましょう。

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